低域に28cmリブ付きウーハー、10cm平面型ミッドレンジ、3.6cm平面型トゥイーター
で構成されたトリオ/ケンウッドを代表する、そして80年代の日本を代表するSPのひとつ、
トリオ LS-1000 です。

オーディオ界のスーパーレジェンド、故 長岡鉄男氏も当時「FM fan」誌で

「ワイドでフラットでダイナミックでシャープ。
細かい音をよく再生するので、情報量が多く音場も広く深い。
ピアノはピアノらしく、ギターはギターらしく再生するというのが本機の本領。
ボーカルも迫力があっていい。
能率を別にすると、音は筆者の自作メインシステムと似ている。
筆者のメインシステムよりかなり小さいわけで、これも大きなメリットだろう。
忠実度が高いので、ソースやアンプが悪いと、悪い面だけが強調されてしまう恐れもあるが、
ソース、プレイヤー、アンプに本物を持ってくれば、
本当の本物の音を聴かせてくれるスピーカーである。」

と絶賛されていました。


さて、トリオ LS-1000 は当初1981年発売ですので、かなりのヴィンテージ物なのですが、
本品はオーディオのレストアで知られる東京立川の「ロビン企画」さんで
入念にレストアされたものです。

レストア内容としては、外観は画像の通り非常に綺麗に整えられ、年代を考えればかなり綺麗な状態です。
ありがちなエンクロージャーの隅のカケ等もなく、塗装の大きなハゲ等もありません。
但し、80年代のSPですので、軽微な小キズ、スリ等は発見できますが、美観を損なうようなダメージはありません。


内部配線もロビン企画さんで一新され、裏面のスピーカー端子も
大型Yラグ ・バナナプラグと接続出来るように交換されてあります。
また、ネットについても、ほつれ、破れ等もなく、本体と同様に綺麗なものです。

但し、惜しむらくは、昨年2月の福島県沖地震で右側のウーハーエッジにキズを負ってしまったことです。
エッジ自体は老化もなく弾力を保っており、キズによって出音に影響はありません。


詳細画像をGoogleフォトに掲載しましたので、
【 こちら 】 を参照してください。


近年も LS-1000 はたまにヤフオク等で見かけることはできますが、どれも状態は悪く、
ジャンクに近い個体がほとんどで、出音も全く期待できないものが多いようです。
正直言って、今後もこのような状態の良い LS-1000 はなかなか出てくる可能性は低いと思いますので、
「made in Japan」が最も輝いていた80年代の日本のオーディオ史を知る上でも、
本機は一聴の価値は十分あるかと思います。


但し、大きな問題は、本機の重量は1台33kg超で、当方では安全に梱包する術ないことです。
よって、本品は原則として「引き取り限定」としたいと思います。

とは言え、引き取りが困難な方も多いと思いますので、

■ 当方福島県の隣接県（宮城、山形、新潟、群馬、栃木、茨城）にお住まいの方については
送料12,000円（ガソリン代・高速料金代込み）で、

■ 関東圏の東京、埼玉、千葉にお住まいの方については
送料17,000円（ガソリン代・高速料金代込み）で
当方が直接お届けしたいと思います。

■ それ以外の地域にお住まいの方については、申し訳ありませんが引き取り限定とさせていただきます。


尚、本品は基本動作は確認し、不具合はありませんので、
ノークレーム＆ノーリターンでお願いします。

また、評価ゼロの方、また評価に「悪い」が複数ある方については、
こちらの判断で入札を取り消す場合もありますのでご注意ください。
どうぞ、宜しくお願いします。