密教法具 奈良国立博物館監修 付別冊 増補篇 全2冊 臨川書店刊 平成五年復刻版 密教仏具の非常に貴重な学術専門書で30年近くなります。

20年以上前に臨川書店さんから直に取り寄せました。
今の私が所有するよりも、どなたか密教に興味をお持ちの方にお譲りしたいと思います。

唐から日本に戻ってきた空海は450巻以上の経典類、密教法具、祖師図、両部大曼荼羅、阿闍梨付属物などを持ち帰ってきたと言われています。 密教法具とは一般の仏教で用いる荘厳具とは異なる、密教の修法（儀式）に用いられる仏具のことを言います。
密教法具は金剛杵、金剛鈴、前具など種類は多数あり、元々は古代インドの神々が持つ武器だったものもありますが「煩悩を打ち払う菩提心」の象徴として密教法具に取り入れられたと言われています。こうした密教法具の使い方については仏門に入ったのち阿闍利から伝授されるもので、真言密教の秘儀とされています。
この書はその仏具を、専門機関の方々が研究した、唯一の学術専門書です。

付別冊、増補篇、全2冊になります。
25年位経過しております、外箱の傷みはかなりあります、中箱のヤケ、シミ等もございますが、本書2冊は私の主観ですが綺麗です。
大変貴重な書物です、興味のある方よろしく願います。

独鈷杵、三鈷杵、五鈷杵、金剛鈴、金剛組法具、輪宝、金剛火舎、金剛花瓶、金剛一面器、金剛二器、金剛六器、護摩壇具、金剛盤、輪台、塗香器、護摩杓、

保存状態はいいと思いますが、経年劣化もあるでしょう、以上を踏まえご理解のある方、ご購入宜しくお願いいたします。

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