正座が出来なくても茶の湯を楽しみたい。 畳の部屋が無くても茶の湯を楽しみたい。 おみ足の悪い方にも、花月を楽しんでいただきたい。そんな思いで、立礼の棚を大工さんに作ってもらいました。『楽に楽しくお茶を』という思いで『楽々茶棚』と名づけました。 この棚は、畳の上部まで35cm程の高さなので、30cm〜40cm程度のスツールに座ると、膝小僧が畳面より上になり(写真3)、畳に正座した時と同じような状態で、点前、炭手前が出来ます。 台が低いのと京畳のサイズで作ってあるので、運びの点前、棚の点前、長板や台子を据えた点前も無理なく、安定して出来ます。 また、別売の貴人畳の角の台を据え置くと、風炉の流し点て、奥伝の真の炭、貴人清次の花月なども可能になります。 道具畳の台は組み立て式ですので、使わない時には、板3枚と半畳の畳だけに、コンパクトに片付けられます。 炉壇の入るボックスは、亭主側の畳部分がワンタッチで折りたたむことができるので、風炉の点前の時には、拝見の道具を清める時だけ起こして使えばいいですし、炉の点前の時は、点前座に座ってから起こし、点前が終わったら畳めば、退室の時の狭さが解消されます。(写真2) 炉壇収納ボックスには、不燃材のケイカル板を内貼りしてありますが、24cm以下の深さの銅の炉壇を入れて、灰を入れ、五徳又は透木などを使って、炭を入れて使えます。炭を使わずに、電熱器炉壇をを入れて使用することも想定し、炉壇ボックスにはコンセントを通す穴があけてあります。 建水の台は、組み立て式(写真7)になっていますので、使わない時には、炉壇ボックスの横の収納ボックスにしまっておけます。(写真8) 風炉の時期には、炉を伏せて、畳を置くことができるようになっています。(写真4、9) 炉壇、炉縁、棚、水指、IHなど茶道具はイメージのためセットして写真を撮りましたが付属品ではありません。 配送先が離島など、荷受けしてもらえない場合は、お取引はキャンセルさせていただきます。 納期は10日から2週間ほどいただく場合があります。この点もご了解ください。 『楽々茶棚』の名称は商標登録出願済みで、私以外の方は使えませんし、メルカリ以外で出品販売していません。メルカリに記載の商品説明や写真を盗用して、『楽々茶棚』を販売しているHPがありますが、私とは一切無関係です。くれぐれもご注意下さい！